麻京袋帯「鬼火」は、月を背景に舞うコウモリがデザインされています。でも、そのコウモリの正体は妖怪? 夏の夜の柳の下で起こる光景です。
【ストーリー】
月明かりの中ゆらりと伸びた
柳の下を歩くときは御用心
妖怪たちが集まって
コウモリに姿を変え
鬼火と共に飛び交います。
アイテム名の「鬼火」は、別名「陰火」「幽霊火」「狐火」とも呼ばれ、暗夜に宙を漂う青い火のことです。ここでは、コウモリとともに月夜を舞っています。
江戸時代の川沿いには柳の木が植えられていました。同時代の奇談集『絵本百物語』には「柳女」のお話も登場します。古くから柳の下は怪奇現象の舞台となっていました。
■仕様
サイズ:長さ 約375cm / 身幅 約31cm
素材:表地近江の麻100% / 裏地レーヨン50% 麻25% 綿25%
生産:日本