京都・亀岡花火大会！夏の風物詩の花火！2尺玉や1万発で迫力満点
2025年、京都府亀岡市は市制70周年という記念すべき節目を迎えます。これを記念して、夏の夜空を彩る「市制70周年記念 亀岡平和祭保津川市民花火大会」が盛大に開催されることになりました。
この花火大会は、「世界連邦平和都市」を宣言する亀岡市から、世界の恒久平和と「ふるさと亀岡」の平和を祈るという、深いメッセージが込められています。
保津川の雄大な自然を舞台に、伝統と革新が融合した壮大な光と音の饗宴は、観覧に訪れるすべての人々に忘れられない感動と平和への思いを届けてくれるでしょう。
キモノレンタルとオムスビのお店 WA・KKAは、花火大会を楽しみにされている皆さまへ、開催概要、見どころ、露店情報、歴史的背景、花火大会へのお出かけアドバイスまで、詳しく解説します。
1. 開催概要
「市制70周年記念 亀岡平和祭保津川市民花火大会2025」は、亀岡市が主催する歴史ある平和の祭典の一環として開催されます。
• 正式名称: 亀岡平和祭保津川市民花火大会
• 目的: 過去の戦争で犠牲になられた戦没者の皆様や災害で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、世界連邦平和都市である亀岡から、世界の恒久平和と「ふるさと亀岡」の平和を祈念して開催されます。
• 開催日時: 2025年8月11日（月・祝）19:30～20:30（予定）
o 荒天の場合は中止となる可能性があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
• 開催場所: 保津川右岸 保津橋上流一帯（京都府亀岡市保津町）
• 打ち上げ規模: 約13,000発（予定）の花火に加え、500機規模のドローンショーが予定されており、過去最大規模の大会となります。
• 主催: 亀岡平和祭保津川市民花火大会実行委員会（事務局：亀岡市役所 商工観光課）
• 観覧形式:
o 本大会は、安全確保のため「全エリア完全チケット制」となります。無料観覧エリアは設けられませんので、必ず事前にチケットをご購入ください。
o 会場への入場は有料観覧チケットをお持ちの方のみ可能です。チケットをお持ちでない方の来場は、会場周辺の安全確保や交通計画に甚大な影響を及ぼすため、ご遠慮ください。
• アクセス:
o JR嵯峨野線「亀岡駅」から徒歩約20分（会場により異なります）。
o 花火大会当日は、会場周辺および公共交通機関が大変混雑します。時間に余裕を持った行動を心がけ、公共交通機関のご利用を強くお勧めします。
o 駐車場は大変限られており、事前に確保された有料駐車場を除き、会場周辺での路上駐車は厳禁です。
2. 花火大会の見どころ
市制70周年記念として開催される本大会は、これまでの保津川花火大会の魅力を最大限に引き出し、新たな演出が加わった特別な一夜となるでしょう。
(1) 圧巻の打ち上げ規模と多彩な花火
約13,000発という過去最多の打ち上げ数を誇る本大会では、豪華な尺玉（直径約30cmの大玉花火）が夜空に大輪の花を咲かせ、迫力満点のスターマイン（速射連発花火）が夜空を埋め尽くします。内閣総理大臣賞受賞経験のある花火師を中心とした特別チームが花火の演出を担当するため、その技術と美しさは折り紙つきです。色鮮やかな光の競演は、見る者を圧倒し、夏の夜空に忘れられない感動を刻みます。
(2) 花火とドローン、そして音楽の融合
近年注目の集まる「ドローンショー」が500機規模で花火と同時に行われる点が、本大会の大きな見どころの一つです。夜空に描かれる光の絵と、華麗に打ち上がる花火の共演は、まさに未来の花火大会を予感させます。さらに、全エリアに設置されるサウンドシステムにより、音楽と花火が完璧にシンクロした演出が楽しめます。視覚と聴覚、両方から訴えかける壮大なスペクタクルは、観覧者の心に深く響くことでしょう。
(3) 保津川の地形を活かした演出
保津川の渓谷美と京の歴史的景観が織りなすロケーションは、この花火大会ならではの魅力です。川面に近い場所から打ち上げられる花火は、水面に映る「逆さ花火」として幻想的な光景を生み出します。間近で花火が炸裂する音、体で感じる振動は、一般的な花火大会では味わえない臨場感を提供し、保津川という自然豊かな舞台が、花火の美しさを一層際立たせます。
(4) 独特の観覧体験と有料観覧席の多様性
本大会は全席有料指定となっており、安心して快適に観覧できる環境が整えられています。特に注目すべきは、関西で唯一とされる「橋上の観覧席」です。花火の打ち上げ場所付近の席や、JR亀岡駅北口すぐの「かめきたリバーサイドパーク」に設けられたパノラマビューを楽しめるペアシート、さらにはサンガスタジアムの階段に設けられたペア席など、様々な種類の有料観覧席が用意されています。それぞれの観覧スタイルに合わせた最適な席を見つけることで、より特別な花火体験ができます。
3. 露店・屋台情報
花火大会の楽しみの一つである露店や屋台も、多数出店される予定です。
• 出店場所: 露店・屋台は、主に各有料観覧エリア内に設けられます。有料観覧チケットをお持ちの方のみが利用可能です。一部のプレミアムな有料席（ロイヤルペア席、プレミアム席など）には専用の屋台が設けられる場合もあります。
• 提供内容: 焼きそば、たこ焼き、フランクフルト、からあげ、かき氷といった定番のお祭りグルメはもちろん、地域ならではの特産品や軽食が楽しめる露店も期待されます。
• 飲食物の持ち込み: 会場内への飲食物の持ち込みは可能です。混雑や熱中症対策のためにも、特に飲料水は多めに持参することをお勧めします。ただし、ゴミは必ず各自で持ち帰るよう、ご協力をお願いいたします。
4. 花火大会の由来と歴史
「亀岡平和祭保津川市民花火大会」は、その名称が示す通り、平和への願いが込められた歴史ある行事です。
●平和への祈念から始まった大会
この花火大会は、1952年（昭和27年）に「亀岡平和祭」の一環として始まりました。第二次世界大戦で犠牲になられた戦没者や、国内外の災害で命を落とされた方々の魂を鎮め、世界の恒久平和を祈願するために開催されてきました。特に、亀岡市は「世界連邦平和都市宣言」を行っており、この大会は、その平和への誓いを国内外に発信する重要な機会となっています。2025年は、第74回大会として開催されます。
●保津川と地域の歴史
大会の舞台となる保津川は、古くから京都と丹波地域を結ぶ重要な水運路でした。戦国時代には、角倉了以によって整備され、木材などを運ぶ筏下りが盛んに行われました。夏には「川開き」の行事として、川の安全を祈り、行楽シーズンを告げる花火が打ち上げられる風習がありました。亀岡平和祭保津川市民花火大会は、この地域の歴史と文化に根ざしながら、時代と共に平和への願いを込め、大規模な花火大会へと発展してきました。市制70周年記念という節目は、これまでの歴史を振り返り、未来への平和を願う特別な意味合いを持っています。
5. お出かけアドバイス
「市制70周年記念 亀岡平和祭保津川市民花火大会2025」を安全に、そして最大限に楽しむために、以下の点にご留意ください。
●事前準備と情報収集の徹底
• チケットの購入: 本大会は全席有料チケット制です。チケットは例年すぐに売り切れるため、販売開始と同時に購入することをお勧めします。公式サイトや各種プレイガイドで販売情報をご確認ください。当日券の販売は一切行われません。
• 最新情報の確認: 開催の数ヶ月前から、大会公式サイトや亀岡市の観光情報サイトで最新情報をこまめに確認しましょう。日程、時間、交通規制、有料観覧席の詳細、イベント内容などが発表されます。
• 交通手段の計画: JR亀岡駅が最寄り駅ですが、当日は大変な混雑が予想されます。早めに到着し、公共交通機関の利用を強く推奨します。
●観覧場所の選択とマナー
• 有料観覧席の活用: 快適に花火を観覧するためには、有料観覧席の購入が不可欠です。ご自身の観覧スタイル（ゆったり座りたい、迫力を感じたい、全体を見渡したいなど）に合わせて席種を選びましょう。
• 会場でのルール:
o 会場内での椅子やレジャーシートの持ち込みは、指定席でない限り禁止されている場合があります（有料観覧チケットの種別により異なります）。
o 会場内および周辺道路での立ち止まっての観覧や座り込みは禁止です。
o ペットの同伴は原則禁止です（盲導犬・介助犬を除く）。
o ドローンの飛行は全面禁止です。
• 安全とマナー:
o 混雑時は特に係員の指示に従って行動してください。
o ゴミは各自で持ち帰り、会場の美化にご協力ください。
o 喫煙は指定された場所でのみ可能です。
o 周囲の観覧者に配慮し、節度ある行動を心がけましょう。
●持ち物と熱中症・防犯対策
• 水分補給: 夏場の花火大会は高温多湿です。熱中症予防のため、こまめな水分補給を心がけましょう。凍らせた飲料や塩飴なども有効です。
• 暑さ対策: 帽子、タオル、うちわ、携帯扇風機、冷却シートなどを持参し、日中からの暑さ対策を怠らないようにしましょう。
• 虫よけ対策: 河川敷周辺は虫が多い場合がありますので、虫よけスプレーや虫刺され薬を持参すると安心です。
• 雨具: 急な天候変化に備え、折りたたみ傘やレインコート（周りの視界を遮りにくいカッパが推奨されます）を持参しましょう。
• その他: モバイルバッテリー、懐中電灯（帰りの暗い道で役立ちます）、貴重品は身につけ、スリなどにご注意ください。
◆まとめ
「市制70周年記念 亀岡平和祭保津川市民花火大会2025」は、亀岡市制70周年という記念すべき年に開催される、平和への願いが込められた特別な花火大会です。保津川の雄大な自然と、歴史ある亀岡の地が織りなす中で打ち上げられる花火とドローンショーは、まさに息をのむ美しさでしょう。
古都の夜空を彩る光と音の饗宴をWA・KKAの浴衣姿で、心ゆくまでお楽しみください。
皆さまにとって忘れられない夏の思い出となり、平和への思いを新たにする機会となることを願っています。
